

屋根裏の金物取り付け工事
今回は施工事例は宮城県内のあるお宅で屋根裏の金物取り付け工事の記事です。 実際の施工前の屋根裏の家の躯体(くたい ※家や建物の骨組みことです)の画像がこちらです。 施工前(ビフォー) ハリを繋いでいる部分が鎹(かすがい)のみで止めているため外れてズレていたり繋いでいるハリに金物がなかったり、垂木(たるき)と母屋(もや)が金物で止まっていなかったりと躯体全体の金物が少ないため家の強度や耐震性がとても心配な作りでした。 今では考えられない作りですが、このお宅は築40~45年ぐらいだそうです。 いくら約40~45年ぐらい昔に建てられた木造住宅だとしてもハリのを繋げていたり鎹(かすがい)がある箇所も不規則で数も少なすぎます。 今年になってこの状態だと依頼主様が気付き屋根裏の金物を取り付け・補強のご依頼を頂きました。 施工後(アフター)がこちらです。 このようにハリがズレ落ちてハズレていた所はジャッキではめ直し金物のプレートで補強。 ハリを繋いである部分など金物が足りない箇所を要所要所に強度補強しました。 垂木(たるき)と母屋(もや)部分も全体を金物で止め


見た目ではわからない雨漏り
今日は屋根に関する記事です。 屋根を張り替えて25年の一戸建てのお宅で亜鉛トタン屋根の雨漏り調査を行いました。 このような一般的なトタン屋根です。 実際見た目ではよくわからないのですが、トタンとトタンの重なりあった部分をよく見てみると このように継ぎ目が長年の劣化で継ぎ目部分が剥がれて錆やコケで腐食しています。 亜鉛トタンの場合ご自宅の環境にもよりますが、寿命が10~15年ほどなので25年も経つとコケがついたり表面が剥がれて腐食してきます。 トタン屋根の場合、継ぎ目が錆びたり剥がれたりするとそこから雨水が侵入してきます。 屋根の上から調査した後に屋根裏をみてみました。 このように、屋根裏に水が染み込んできています。 時期にもよりますがこの時期、雪が降り屋根に積もっていると雪は停滞し溶けるのに時間がかかるので雨より水が染み込みやすいので調査すれば一目でわかります。 屋根を少し見ただけではわかりませんが、年数が経っている亜鉛トタンの屋根ではこのように気づきにくい雨漏りが起こっていることがよくあります。 このままにしておくとご自宅の屋根板が雨水で腐り屋